Python:数値や文字の比較(比較演算子)

  • 2019.10.28
  • (更新日:2020.03.15)
  • python
Python:数値や文字の比較(比較演算子)

数値や文字の比較によって分岐する処理は、pythonでよく使います。その際に活躍するのが、比較演算子です。
ここでは、比較演算子の意味と使い方を解説します。

比較演算子の種類と使い方

比較演算子の種類

比較演算子 意味
a < b a は b よりも小さい
a <= b a は b と等しいか小さい
a > b a は b よりも大きい
a >= b a は b よりも小さい
a != b a と b が等しくない
a == b a と b が等しい
a in b a という要素が b に存在する
a not in b a という要素が b に存在しない

比較演算子の使い方

数値の比較

REPLを使って数値の比較をしてみましょう。

>>> 5==5
>>> True

>>> 5==1
>>> False

>>> 5 == 5.0
>>> True

>>> 5 == 2.5 + 2.5
>>> True

数値の比較は整数同士はもちろん、整数と浮動小数点の比較も行えます。
整数の5と浮動小数点の5.0が数値として等しい場合は、Trueを返します。

文字列の比較

>>> 'umaibou' == 'umaibou'
>>> True

>>> 'umaibou' == 'bouumai’
>>> False

>>>’UMAIBOU’ == ‘umaibou'

>>> False

文字列の比較は、文字の値を比較します。大文字・小文字は区別され文字が同一であっても
片方が大文字、もう一方が小文字の場合はFalseを返します。
(大文字小文字を区別しないで比較したい場合は、正規表現(re)モジュールを利用します。詳しくは後ほど)

「umaibou」は「うまい棒」で美味しそうですが、「bouumai」は「棒うまい」で年齢に応じて意味が変わります。
詳しくは解説しません。

in演算子を使用した比較方法

>>> 'umaibou'in ['umaibou', 'surumeika', 'flisk'])
True
>>> 'umaibou'in ['gumi', 'surumeika', 'flisk'])
False

指定した要素が含まれるかどうかを調べる際にin演算子を用います。in演算子は要素が含まれる場合は「True」を返します。
ちなみにnot in 演算子は、その逆で要素が含まれない場合に「True」を返します。

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