pythonで例外処理をする方法について解説しています。
条件分岐(if)や繰り返し処理(for,while)、例外処理(try)をしっかり理解すれば
プログラミング初心者の方は、一段上のステージに上がれると思います。
それくらい重要ですし、実際の現場でも良く使われるので、ここでしっかり学習しましょう。
例外処理
例外処理とは、文法は正しいのだが、発生したエラーに対処する処理なのですが、まず最初に2つあるエラーの種類を説明し、
続いて例外処理の方法について説明したいと思います。
エラーの種類
プログラムを書けば、エラーは付き物です。
エラーを起こせば冷たい英語の短文でなじられますが、慣れてくると英語が得意でなくても何を言っているかすぐ分かるようになります。
余談ですが、プログラミングを始めたばかりの人は、文法を完璧に理解してから出ないと自作が出来ないと考えがちですが、
バンバン作ってエラーを起こしまくって対処を繰り返す方が、早く習得できますよ。
本題に戻ります。
エラーには2種類あります。
エラーの種類
- 構文エラー
- 例外
はい。この2つです。これをしっかり理解しましょう。
構文エラー
構文エラーとは文法の間違いによって起こるエラーです。英語名はSyntax Error(構文エラー)です。まんまです。
Pythonで規定した文法のルールに従わないと、冷たい英語の短文でボロクソになじられるアレです。
例外
正しい文法を書いても、実行するとエラーが起こることがあります。
これが、「例外」です。英語名はException(例外)です。これもまんまです。
代表的な例外
- TypeError ・・・型エラー
- NameError ・・・名前が見つからなかった時。
- ValueError ・・・値が適正でない
- IndexError ・・・インデックスエラー
ここに記載したのが、例外の代表的な例です。
皆さんも遊び感覚で意図的にエラーを起こして、冷たい英語の短文でボロクソになじられましょう。
エラーについては必ず特集しますので、少々お待ちを。
例外が発生したときの対処:try-except
例外は構文や名称に問題が無くても、プログラムを実行中の状態が想定外になった場合に発生します。
Python で例外を処理するには、try-except構文を使用します。
記述方法
実際のコード
a = 1
b = 0
try:
c = a / b
print(c)
except ZeroDivisionError:
print('ゼロで割ってる〜!おバカちゃん!')
実行結果
ゼロで割ってる〜!おバカちゃん!
いかがでしたか?エラー処理は実際のコードを元に使用方法を特集したいと思ってますのでお待ちください。