Pythonの変数は宣言不要!型や値の代入方法など解説

Pythonの変数は宣言不要!型や値の代入方法など解説

PythonはC言語やVBAのように変数の宣言をする必要がありません。
これはPythonが誰でも読みやすく、をなるべく簡単に書けるようにするの設計思想に基づいているためだと思われます。

プログラムを始めたばかりの初心者の方にとって「変数」は聞きなれない用語だと思いますので、
この記事では、変数の意味やpythonにおける変数の開設や使い方を解説します。

そもそも変数とは?

変数とは「変化するモノ(数・文字列)を取っておく箱」です。

変化するモノ(数・文字列)を取っておく箱

pythonの変数

PythonはC言語やVBAのように変数を使用する際に変数を事前に宣言したり、データ型の指定が不要です。
ただし、定義をしていない変数の値を参照するとエラーが起きます。

>>> print(umaibou)
Traceback (most recent call last):
  File "<stdin>", line 1, in <module>
NameError: name 'umaibou' is not defined

エラーメッセージに「umaibou’ is not defined(上手い棒は定義されてません)」とでます。

変数の記述方法

数の記述方法は

変数名 = オブジェクト(数・文字列)

です。
左側に変数名(箱の名前)を記述し、右側が箱に入れるモノ(数・文字列)を記述して「=」で結びます。

例:数の変数

>>> x = 1
>>> x + x
2

例:文字列の記述

>>> umaibou = '明太子味'
>>> print(umaibou)
明太子味

ここで使われている「=」は、代入に使用される「代入演算子」です。
右辺の値(数・文字列)を左辺の変数に代入します。

変数の型について

Pythonはデータ型の指定が不要なので、型が自動的に判別されています。
変数の型を確認したい場合は、type関数やisinstance関数を使います。

例:うまい棒の味と価格のデータ型

>>> umaibou = '明太子味'
>>> print(type(umaibou))
<class 'str'>
>>> price = 10
>>> print(type(price))
<class 'int'>

変数のネーミングルール

変数名のネーミングルールとして、変数名にはアルファベットから数字、アンダースコア、漢字・ひらがな・カタカナ、ギリシャ文字まで使えます。

文字種類 実際の文字
アルファベット a~z/A~Z
数字(※) 0~9
アンダースコア _
漢字・ひらがな・カタカナ うまい棒/デリシャス
ギリシャ文字 α

※先頭に数字は使えません。2文字以降であれば可能です。

Pythonで使われるifやFalseといった予約語と呼ばれる単語は変数名では使えません。

主な予約語

False / True / None / class / finally / is / if /elif / for / while / try / or / break / with / except / in / del / global / not / as / return / continue

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