Pythonで使われるカタカナ英語を理解する

  • 2019.09.11
  • (更新日:2023.06.15)
  • python
Pythonで使われるカタカナ英語を理解する

プログラミングのソースって当たり前ですが、英語なんですよね。

だから文法や機能の説明のときに色々な説明をするときにカタカナ英語ばかりになるので、プログラム初心者が圧倒されてしまうと思っているんです。

でも大丈夫!

こんな困り事の解決策は簡単です。

しっかりカタカナ英語の意味を把握する事です。

言葉の意味を理解する事は、本質を理解する上でとても重要であり、ここを疎かにしない事が、基礎力のアップに繋がると考えております。

それでは、これから記載していくPython基本編で、よく扱われるカタカナ英語についてわかりやすく解説します。

カタカナ英語一覧

皆さんを悩ませるカタカナ英語を、月にかわってお仕置きします。

かなりのボリュームがありますので、後からどんどん追記しますのでお楽しみに。

プログラム

日本語での意味は「予定表・計画表」です。

皆さんも運動会で進行順を掲載された「プログラム」をよく目にしたかと思います。

「プログラム」は、あまりにカタカナ英語として馴染んでいるので、本来の意味を問われると答えられない人も少なくないと思います。

IT分野で使われるプログラムはコンピューターに行わせる処理(コンピュータプログラム)の記述を単にプログラムと言います。

まずは、「プログラムとは人間の代わりにコンピュータにやって欲しい事を支持する奴」と思っていれば大丈夫です。

プログラムについて語り出すと一冊書けるくらいですのでまた別の機会にお話します。

コンパイル

日本語での意味は「編集する」とか「(機械語に)翻訳する」です。

プログラムは、そのままではコンピューターを動かす事ができません。

人間が分かる言語で書いたプログラムを、コンピュータが分かる言語(機械語)に翻訳してはじめて動くのです。

ちなみにこの翻訳を担当するソフトウェアを「コンパイラ」と呼びます。

プログラムを組むという事は、

  1. プログラムを書く
  2. プログラムを機械語に翻訳し実行ファイルを作る。
  3. 実行ファイルをコンピューターが動かす

といった工程が必要となります。

スクリプト

日本語での意味は「台本・脚本」です。

先ほど説明したプルグラムを組む作業は、機械語に訳す作業が必要となりますが

スクリプト言語では、機械語に訳し実行ファイルを作る作業を自動化するので人間はスクリプト言語で書かれたプログラムを即座に実行できます。

ズボラな私にピッタリです。

ちなみに、Pythonもスクリプト言語です。

モジュール

日本語での意味は「部品」です。

Pythonでは、機能ごとにモジュール(部品)が用意されています。

たとえば、カレンダー機能をまとめたcalendarモジュールやメール機能をまとめたemailモジュール等があります。

オブジェクト

日本語での意味は、「物、物体」などです。

プログラムの世界で言われているオブジェクト指向のオブジェクトは、まさに「物」であり、「どんな物でどのように動くか」に着目した考え方です。

オブジェクト指向について詳しく解説すると1万字以上必要になるため、いつか頑張って書きますね。

インスタンス

インスタンスとは、例、実例、事例、実証、場合、事実などの意味をもつ英単語です。オブジェクト指向で登場する概念でクラス(設計図)を具現化した「実体」のことを指します。

これでは何のことやらサッパリだと思いますので、よく例えられる「タイ焼き」で説明します。

クラス(設計図)を元に生成されるのがインスタンスであれば、タイ焼きの鋳型がクラスで、鋳型で焼かれたタイ焼きがインスタンスとなります。

鋳型が作られたら、同じ形のタイ焼きが量産できます。

同様にクラスが定義されたら同じインスタンスがいくつも生成可能なのです。

まとめ

まだまだカタカナ英語は沢山ありますが、これから頑張って増やしていきます。

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