Python入門:基本文法は5日もあればマスターできます。

  • 2019.11.19
  • (更新日:2020.03.19)
  • python
Python入門:基本文法は5日もあればマスターできます。

ここでは、pythonを始めたばかりの方やこれから始める事を検討している方に向けた記事となります。

ここで、紹介するpythonの文法は基本中の基本ですが、これをしっかり抑える事で複雑なプログラムを組む事も可能となりますので、しっかり頑張りましょう!

Pythonを学ぶメリットとは?

学ぶメリットを端的に言えば、分かりやすい構文、短い記述量で書くことができる初心者向けの言語なのに、世界中の有名企業等で使われ、「AI」分野においても最も利用されているプログラム言語の一つだからです。

企業で言えば、GoogleやNASAやMicrosoftなど多数の企業でも使われていて、サービスで言えばYoutubeやDropBox、Instagramの開発言語はpythonです。

Pythonのインストール

Pythonでプログラミングを行うには、ご自身のPCに環境を構築するかGoogle Colaboratoryを利用してブラウザ上で行うかの2択になります。

以下の記事でOS別にPythonのインストール方法をまとめていますので、参考にしてください。

Pythonのインストール

Pythonの基本文法

Hello umaiboを出力してみよう

なぜうまい棒なのかは、このブログを読み進めればわかりますので割愛します。

pythonでHello umaiboを出力するのは超簡単です。

ターミナル(windowsはコマンドプロンプト)を起動してpythonを入力しエンターを押します。

$ python
Python 3.7.1 (v3.7.1:260ec2c36a, Oct 20 2018, 03:13:28) 
[Clang 6.0 (clang-600.0.57)] on darwin
Type "help", "copyright", "credits" or "license" for more information.
>>> 

上記の>>>が出ればオッケーです。

ここで、

print('Hello umaibo')

と入力し、Enterキーを押してください。

>>> print('Hello umaibo')
Hello umaibo

と表示が出ればオッケーです。

変数について

データを一時的に保管する「箱」のようなものが変数です。

使い方は、まず変数名を記述し、=を記述した後に、代入したい値を入力します。

>>> umaibo = 10

>>> umaibo +10
>>> 20

変数名のルール

変数名として使用できるのは、アルファベット、数字、アンダースコアです。注意が必要なのは、変数名の先頭に数字を使う事と、数字だけの変数名はエラーとなります。

変数名として使えないのは、予約語と呼ばれるpythonの文法で使われているifやfor、whileなどです。

コメント

ソースコードの目的や説明を正しく行う時にコメントは非常に役立ちます。

コメントなしでソースを記述すると自分の書いたコードであっても、どのような処理であったかを一から追う羽目になります。

(時間の無駄ですね。)

また、デバック時に、実行をスキップしたい際にもコメントは役立ちます。

1行コメントする場合は、ハッシュ記号(#)を使います。

# うまい棒が大好きと叫ぶ
print(‘I like umaibo!!!!’)

複数行のコメントは引用符3つ(‘’’または”””)を使います。

'''
print(“うまい棒はうまい”)
print(“カモメはカモメ”)
'''

コメントについてさらに詳しく知りたい方は「Pythonのコメントアウトの書き方(複数行・範囲)」をご覧ください。

データ型

データ型とは「データの種類」です。

 文字列だったり整数だったり少数だったりするものをしっかり分けて分類するものを「型」と考えてください。

データ型については以下の記事で詳しく解説しています。

python:データ型の種類と使い方を詳しく解説

比較演算子

数値や文字の比較によって分岐する処理は、pythonでよく使います。その際に活躍するのが、比較演算子です。

比較演算子については以下の記事で詳しく解説しています。

数値や文字の比較(比較演算子)

条件分岐:if文

プログラミングを使いこなす意味において、最も重要といっても過言ではないのがif文です。

if文はプログラムの中で条件分岐を書きたいときに使う文です。

if文については以下の記事で詳しく解説しています。

Python基礎文法:if文(条件分岐)

繰り返し処理(for文)

for文はプログラミングの中で、「繰り返し」処理を行いたい時に使います。

for文については以下の記事で詳しく解説しています。

Python基礎文法:for文(繰り返し)

繰り返し処理(while文)

while文による繰り返し処理は、for文に比べると少し難しく感じるかと思います。

for文の場合は、リストのように個数が決まっているデータにアクセスしたり、
決まった回数だけ処理したりする時に使われますが、処理の回数は決まっています。

しかし、while文による繰り返し処理は、条件が真(True)である間はずっとブロック内の処理を繰り返します。

while文については以下の記事で詳しく解説しています。

Python基礎文法:while文(繰り返し)

まとめ

いかがでしたか?

pythonの基本文法は、プログラム経験者であれば1日でマスターできますし、初心者の方でも5日もあれば基本についてはマスターできるくらい簡単です。

ぜひ挑戦してみてください。

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