僕はスクレイピングを中心に、pythonでプログラムを組んでいますが、
その時に「条件分岐」と「繰り返し」処理を行わない事は、ほぼ無いです。
ですから「条件分岐」と「繰り返し」処理は超重要だと考えています。
条件分岐にはif文、繰り返しにはfor文・while文で行います。
同じ繰り返し処理であるfor文・while文ですが、違いを超ざっくり説明しますと、
for文は「単純な繰り返し処理向け」でwhile文は「複雑な繰り返し処理向け」です。
python以外のプログラミングを経験している方であれば、pythonのfor文が他言語よりも
非常にシンプルな構造で理解しやすいと感じるかと思います。
またpythonが初めてプログラミングの方にとっても習得しやすいので安心です。
for文完全解説
for文の基本的な書き方
for文はプログラミングの中で、「繰り返し」処理を行いたい時に使います。
記述方法
これがfor文を書くときの基本的な形になります。
これだけだと、何の事やら分からないと思いますので、
みんな大好き「うまい棒」を活用した事例を紹介します。
実際のコード
まず、「うまい棒」のリストを作成します。
d_stick = ['piza’,’mentai','sarami']
この配列の3つの要素をprintを使って表示させる繰り返し処理は、以下のように記述します。
for d in d_stick:
print(d)
実行結果
piza
mentai
sarami
Range関数で指定回数繰り返す
Range関数を利用した指定回数繰り返す処理は、よく使われますのでしっかり理解しましょう。
5回処理を繰り返すfor文の事例
for i in range(5):
print(i)
実行結果
0
1
2
3
4
注意点は、最初の数字が「0」から始まる事です。
range関数の使い方についてはこちらをご覧ください。
→Python:range関数の使い方やforとlistとの組み合わせ方法を解説
for文の中断:break
まわるーまーわるーよ地球はまわる♪
地球はまわらないと困りますが、処理のループを条件次第で止めたいときがあると思います。
for文の中で「この条件を満たしたときにはループを止める」という場合に使うのがbreak文です。
break文の記述方法
for i in range(5):
if i == 4:
print('男の人呼んでー!')
break
print(i)
実行結果
0
1
2
3
男の人呼んでー!
ピカデリーさんが叫ぶ形で処理終了です。
またfor文をスキップするcontinueもありますが、break文を覚えておけば問題ないです。