Pythonのsum関数は、要素にある数値を合計する時に使います。
他のプログラムでもsum関数は使われますが、プログラムを扱った事が無い方でも
エクセルで使った事があるかと思います。
要素にある数値を合計する時に使いますので、主にリストの値を合計する時に活躍します。
(もちろんタプルやsetでも使えます。)
目次
sum関数の使い方
ここでは、sum関数の使い方(整数・小数)を記載します。
sum関数で整数の合計値を求める
sum関数の記述方法は以下の通り
sum(リスト等の変数名)
記述例
>>> num_list = [1,2,3,4,5,6,7,8,9,10]
>>> sum(num_list)
55
「1+2+3+4+5+6+7+8+9+10」の合計値がsum関数で求める事ができました。
余談ですが、1から10までの総和を簡単に計算する方法は3通りあります。
1.最初の数と最後の数を順番にペアにする
このようにすれば11が5個あるので「11×5=55」で簡単に求められます。
ただ一つだけ不便な点として、総和が奇数個の場合は一つだけペアから漏れてしまうので、美しく無い数式となります。
2.元の式と、反対に並べた式を上下に記述し、上と下をたす。
この方法だと奇数個でも綺麗に求める事ができます。
11が10個で「11×10=110」ですが、同じ式を二回足しているのでさらに2で割ると正解の55になります。
3.真ん中の数値を取り数値の数だけかける
1から10の真ん中の値は (1+10)÷2=5.5なので5.5を10倍すると55と答えになります。
sum関数で小数の合計値を求める
記述の仕方は、整数値と同じです。
記述例
>>> num= set({1,1.1,0.1})
>>> sum(num)
2.2