splitlines()は、文字列を改行で分割する時に使用します。
splitlines()の使用方法
split()は空白や指定した文字列ごとで分割する時に使用しますが、改行専門メソッドはsplitlines()となります。
(splitlinesは、「split→分轄 lines→行」ですからそのまんまですね。)
splitlines()の記述方法
str.splitlines()
splitlines()の引数は真偽値が設定できます。デフォルトはFalseです。
記述例
>>> umaibo ='mentai\nchees\ntacoyaki'
>>> umaibo.splitlines()
['mentai', 'chees', 'tacoyaki']
改行コードごとにリスト化されていますね。
もしも、改行コードを含んでリスト化したい場合は、引数に「True」を指定します。
記述例
>>> umaibo.splitlines(True)
['mentai\n', 'chees\n', 'tacoyaki']
splitlines()はなぜ必要か?
冷静に考えれば、split()の引数に改行コードを記述すればリスト化できるので
splitlines()は使う必要が無い気がしますよね。
splitlines()が独自に出来る事は、引数に「True」を使って改行ラインを残す事です。
split()の場合は、改行コードを引数に指定すれば当然、改行コードは消えるので、残したい場合は後から付け足す処理を書き足す必要があります。
使用する例としては、ページ全体の文章をスクレイピングする際に、可読性を確保するため改行コードを残したい時にsplitlines()は使えます。