MacのターミナルとWinのコマンドプロンプトには対話型の read-evaluate-print loop (REPL) ウィンドウが用意されています。
REPLの意味
wikiによると
REPL (Read-Eval-Print Loop) とは、入力・評価・出力のループのこと。インタプリタにおいて、ユーザーとインタプリタが対話的にコード片を実行できるもの。
https://ja.wikipedia.org/wiki/REPL
ちょっと分かりづらいですね。
インタプリタは日本語に訳すと「通訳」です。ユーザー(人間)が記述したプログラムをコンピュータがわかる機械語に訳して1命令ずつ処理していく一連の流れです。
REPLとは、「1命令ずつ処理(実行)なので、動きやエラーを確認しながら処理する」とでもとらえて下さい。
REPLの使い方
起動方法は、python(環境によってはpython3)と入力し、エンターを押します。
$ python
Python 3.7.1 (v3.7.1:260ec2c36a, Oct 20 2018, 03:13:28)
[Clang 6.0 (clang-600.0.57)] on darwin
Type "help", "copyright", "credits" or "license" for more information.
>>>
バージョン等の情報の表示後にコマンドの先頭が「>>>」に変わります。
この状態になるとREPLが使える状態です。
試しに’umaibo’をプリントします。
>>> print('umaibo')
umaibo
無事に’umaibo’が出力されました。
次に「print(‘umaibo’)」の「”」を除き、あえてエラーを起こしてみます。
>>> print(umaibo)
Traceback (most recent call last):
File "<stdin>", line 1, in <module>
NameError: name 'umaibo' is not defined
エラーに関しての説明が出ます。
終了したいときは、「quit()」を入力しエンターを押せば終了します。