買取コンテンツ強化のためのパン屑設置:トラック王国の分析

買取コンテンツ強化のためのパン屑設置:トラック王国の分析

トラック王国では、トラックの買取コンテンツでの上位表示をさせる為に、他サイトとは違う工夫を実施しています。
まずは、ざっくりとしてサイト構成は以下の図の通りです。

トラック王国のサイト構成

トラック王国のサイト構成

大きく分類すれば「中古トラック販売」・「中古トラック買取」・「展示場の紹介」と3つのジャンルに分かれます。

「中古トラック販売」のアルミバン販売のパン屑リスト

「中古トラック販売」のアルミバン販売のパン屑リスト

「中古トラック販売」のアルミバン販売のパン屑リストは、

トラック王国(トップページ)>>中古トラック(販売ページトップ)>>アルミバン

となっております。

展示場の紹介も同様の構造となっており、基本は

トップページ>>カテゴリトップページ>>個別ページ

の構成でパン屑リストが設置されております。
ところが、買取コンテンツだけは違うのです。

買取コンテンツ配下の個別ページのパン屑は買取TOPにだけリンク供給

買取コンテンツ配下の個別ページのパン屑は買取TOPにだけリンク供給

買取コンテンツのパン屑は他の2つと違います。例えばアルミバンの買取ページのパン屑リストは

トラック買取(買取トップページ)>>アルミバン

となっております。

これは、おそらくトラック買取のコンテンツを独立したコンテンツとして、サイト設計し、
トップページへの余分なリンク供給を行う事による評価の分散を避け、買取系のキーワードを上位表示させる為に考えたパン屑なのでしょう。

ちなみに、パン屑リストはGoogleも公式に有用性を認めていて、クローラビリティにも貢献しますのでSEO効果があります。

参考記事:【SEO初心者】サイトのチェック項目30選

まとめ

SEOには、王道の方法論で実施するのが常だと考えがちですが、個人的にはトライ&エラーを繰り返しながら、ベストプラクティスを構築していくのが、実施していてより楽しめ勉強になると思っております。

一般的には、パン屑はトップからスタートし、各ジャンル・個別ページへと繋げていきますが、今回の「トラック王国」の買取コンテンツは、王道を無視した 大胆な方法論でパン屑を設置し、結果を出している素晴らしい事例と言えます。

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