正しい検索順位を知りたい時は、Chromeのシークレットモードを使えば解決するのをご存じですか?
googleはユーザーによって検索順位の表示を変えます。
この現象は、パーソナライズド検索と言われるgoogleの機能の影響で、検索ユーザーの利用履歴から過去に訪問したサイトやクリックしたリンク等を上位に表示させる為に発生します。
検索ユーザーにとってより良い検索結果を表示させる機能は、使う側としては便利なのですが、本当の検索結果が表示されないデメリットがあり、
サイトの順位確認においてはマイナスに働きます。
Chromeのシークレットモードの使い方
Chromeのシークレットモードは簡単に使えます。
Windowsの場合は、Ctrl + Shift + Nキーで起動します。Macの場合は、command + shift + Nです。
シークレットモードでブラウザを開くと、上図のように白黒の画面に怪しい探偵のアイコンが書かれた画面になります。
この状態になりますと、パーソナライズド検索は無効化され、検索順位の調査が正しくできます。
会社や、皆で共有してPCを使っている場合、シークレットモードは有効です。
シークレットモードはサイトへの閲覧履歴やショッピングサイトで入力した個人情報などを残さないので、会社や、皆で共有してPCを使っている時には安全に使うことができる便利な機能です。
シークレットモードにも「穴」がある
シークレットモードは、ブラウザに個人情報を残さない為の機能である為、そのPCの地域情報については無効化できません。
シークレットモードでも検索ユーザーのいる地域情報は無効化できない為、例えば「カフェ」で検索すると近隣の喫茶店が表示されてしまいます。
(この機能は検索地域を反映する「ヴェニスアップデート」と呼ばれる機能です。)
「ヴェニスアップデート」対象外のキーワードであれば、正しい検索順位がシークレットモードで分かりますが、
「ヴェニスアップデート」対象のキーワードの場合は、正しい順位の獲得はできません。
では、「ヴェニスアップデート」対象のキーワードの検索順位を知る方法はどうすればよいかといえば、
大きく2つあります。
1つ目はGoogleサーチコンソール内の「検索アナリティクス」機能を使えば何にも影響されていない正しい検索順位がわかります。
2つ目はohouku.jpなどの検索順位チェックツールを使うことです。
この2つについては後ほど詳しく記載します。