SEO対策の常識!サイトマップの仕組みと効果的な作り方を紹介

  • 2020.04.02
  • seo
SEO対策の常識!サイトマップの仕組みと効果的な作り方を紹介

サイトマップとは、グーグル等の検索エンジンにサイト内にあるWebページの認識を促し、Webページを確実にインデックスさせたり、コンテンツ更新の通知を認識してもらう為のファイルです。

ホームページを開設し、どんなに素晴らしいコンテンツを作成しても、グーグルに認識されなければ検索結果にも表示されないので、ユーザーが来訪できません。

そんな問題を一発で解決するのが、「サイトマップ」で、サイト開設時に最初に行うSEO対策です。

サイトマップについて

この記事では、サイトマップの基礎知識と役割、効果的な作り方についてご紹介します。

サイトマップとは?

実はサイトマップは2種類あり、2つともサイトの構成を伝えるファイルなのですが、それぞれ役割や目的が違います。

2種類のサイトマップ

2種類のサイトマップ

HTMLサイトマップはユーザビリティ向上用のファイル

ホームページに訪れたユーザーが、目的のページを探す際に役立つのがhtmlサイトマップです。

softbankのサイトマップ

参考:ソフトバンク社のサイトマップ

ユーザーが探しやすいように、カテゴリ毎に分けてリスト化して一覧表示し、各項目をクリックすれば目的のページへ移動することができます。
特にページ数やカテゴリー数が膨大で構造が複雑なサイトについては、目的のページへユーザーが迷わずに到達できるようにhtmlサイトマップの設置をしましょう。

HTMLサイトマップは、クローラビリティ向上にはつながりません。

かつてHTMLサイトマップは、google等のロボットにサイトの構造やurlを伝える為に機能し、クローラビリティ向上に役立っていました。
現在その役割は、XMLサイトマップが担っています。
事実として「SEOのためのHTMLサイトマップはいらない」とGoogleのミューラーさんも発言しています。

参考:HTMLのサイトマップはSEOのためなら今は必要なし(海外SEOブログ)

XMLサイトマップは検索エンジンのクローラビリティ向上用のファイル

SEOにおいて、特に重要なのが検索エンジン用のXMLサイトマップです。
XMLサイトマップは、検索エンジンに向けて、サイト内にあるWebページを認識してもらうためのファイルです。

XMLサイトマップは検索エンジンのクローラビリティ向上用のファイル

「クローラー・スパイダー」と呼ばれる検索エンジンのロボット(googlebot等)が巡回しいるのですが、ホームページ内のクロールをサポートするのがXMLサイトマップであり、各ページのインデックスを早めます。
特に、立ち上げたばかりの新規サイトは、外部リンクもないためクローラーの巡回の頻度も低いので、確実に検索エンジンにインデックスされる為には
XMLサイトマップの設置は必ず行いましょう。

XMLサイトマップの構造

XMLサイトマップの基本的な構造を理解する事は、サイト運用やXMLサイトマップを自作するのに役に立ちます。

XMLサイトマップは「親ファイル」と「子ファイル」の2つに分類

XMLサイトマップは「親ファイル」と「子ファイル」の2つに分類

XMLサイトマップは、ホームページに含まれるページ情報を記述した「子ファイル」と、子ファイルの情報をまとめて記述した「親ファイル」でできています。

ホームページでいうとトップページの役割を果たしていると捉えると理解しやすいです。

XMLサイトマップの作成方法

XMLサイトマップの作成方法としては、手動で作成する方法とツールやWordpressのプラグイン(Google XML Sitemaps)を使って自動で作成する方法の2種類あります。
手動での作成は更新毎に作業が発生するため、更新頻度が多ければ手間がかかりますので、自動での作成をお勧めします。

wordpressの方:Google XML Sitemaps

WordPressでサイトを運営している方は、プラグインのGoogle XML Sitemapsを導入する事をお勧めします。

Google XML Sitemapsのメリット

  • 記事の公開や更新の度に、Googleの規定に準拠したサイトマップを自動生成
  • サイトマップ自動生成後に検索エンジンに自動で通知
  • 検索エンジンに認識してほしいページの指定が可能

詳しい情報や導入の仕方については「Google XML Sitemaps:サイトマップを自動作成するプラグイン」をご覧ください。

wordpress以外の方:sitemap.xml Editor

サイトマップを上限1,000まで作成できる無償のツールです。
Google XML Sitemapsとは違い、サイトの更新毎にurlを入力して作成するので半自動化とも言えますが、1から作成しなくても良いので負担減です。

sitemap.xml Editor

サイトマップの送信方法

ただXMLサイトマップを作成するだけでは、不十分です。
XMLサイトマップを作成できたら、Google Search Consoleを使って、Googleにサイトマップを送信しましょう。
サイトマップを送信すれば、クローラーが認識して、検索エンジンのインデックスを促してくれる可能性が高まるので、Webページをインデックスしてもらえたりクローラビリティの向上が期待できるようになります。

Google Search Consoleを使用したサイトマップ送信方法

前提としてサイトが既にGoogle Search Consoleのプロパティに追加されている事とします。

Google Search Consoleを使用したサイトマップ送信方法

左側メニューの「サイトマップ」をクリックし、新しいサイトマップの追加に「sitemap.xml」と入力したのち、「送信」ボタンをクリックします。
送信されたサイトマップに「成功しました」と出たら完了です。

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