【alt属性】seo対策が必要な4つの理由

  • 2020.01.21
  • (更新日:2020.03.16)
  • seo
【alt属性】seo対策が必要な4つの理由

alt属性は、htmlタグのimg要素プロパティの一つです。
画像が読み込めない時に画像の代わりとなる代替テキストの役割を果たすだけでなく、画像の内容を検索エンジンに伝えます。
画像の内容を検索エンジンに伝えるテキスト情報ですから、当然alt属性はSEOに影響があります。
ルールに即して記述することで、確実にSEO効果が生まれます。
この記事では、alt属性の概要からSEO対策が必要な理由、更には記述方法まで詳しく解説します。

ちなみにalt属性は「オルト」と読みます。
僕が丁稚奉公時代、先輩に「アルト」と言ってニヤニヤされた恥ずかしい記憶があります。

alt属性とは

alt属性の役割は大きく2つです。

  • 検索エンジンに画像の内容を伝える
  • 視覚障害の方がスクリーンリーダーを使う際や、画像が読み込めない時に代替テキストで情報を提要する。

Google公式サイトでも以下のように説明されています。

代替テキスト(画像について説明するテキスト)は、スクリーン リーダーを使用するユーザーや、低帯域幅のネットワークを使用しているユーザーなど、ウェブページの画像を確認できないユーザー向けの補助機能として役立ちます。
Google では、代替テキストに加えて、コンピュータ ビジョン アルゴリズムやページのコンテンツを使用して、画像のテーマを理解します。また、画像の代替テキストは、画像をリンクとして使用する場合にアンカー テキストとして使用できます。

引用元:Google画像検索に関するおすすめの方法

alt属性のSEO対策が必要な4つの理由

alt属性を最適化は、検索エンジンとユーザー両方に貢献します。
最適化の効果の度合いとしては、ヘッダーのtitleタグみたいに検索順位に大きく貢献するほどのSEO効果はありません。
しかし「seoはベストプラクティスの積み重ね」とあちらこちらで言われているように、一つ一つの積み重ねが躍進につながります。

1.検索エンジンが読むテキスト

最新のAIは、「ネコ」の画像を学習し、理解できるようになってきてはいますが、全ての画像が何であるかの理解には程遠い状況です。
当然、Googleの検索エンジンも画像のみでその内容把握することはできません。
そこで役立つのがalt属性で、検索エンジンがaltに記載されたテキストで「どんな画像なのか」を把握できるのです。
画像の内容をテキスト情報で伝えるため、当然alt属性に記載されたキーワードで検索されたときに、ヒットする可能性があります。

2.画像に張られたリンクのアンカーテキスト

デザイン上、画像をリンクにする事もあるかと思いますが、その場合はalt属性がアンカーリンクテキストとなります。
リンクのアンカーテキストは、検索エンジンにリンク先のページの内容を伝える上で重要で、正しく簡素に伝える事でSEO効果が見込まれます。
但し、キーワードの羅列をするとかえってマイナスになりますので気を付けましょう。

3.Googleの画像検索で表示される

alt属性を記述すると、Googleの画像検索に表示されユーザー流入を獲得できます。
Googleの画像検索が新たな集客チャネルとなる点において、alt属性の最適化において一番効果が高いといえます。

特に情報などをわかりやすく視覚的に表現した「インフォグラフィック」の場合、画像引用される可能性が高まり、引用元として被リンクを貰えるかもしれません。

画像検索結果で上位表示されることで、新たな集客チャネルとなりうるのもメリットといえるでしょう。

4.ユーザビリティの向上

通信状態が悪くて画像が表示されない場合や最悪のケースとして画像のリンク切れの際にテキストで画像の内容を記載されますので、意味が伝わります。
また視覚障害を持った方にとっては、スクリーンリーダーを使う際の読み上げテキストとして貢献します。
このように、ユーザーにとって「利便性の高いコンテンツ」となるので、Googleが定義している「ユーザーに価値のある情報の提供」に合致しますので結果としてSEOの効果が見込まれます。

SEOに効果的なalt属性の記述方法

「Google画像検索に関するおすすめの方法」に記載されているポイントに沿えばSEOに効果的なalt属性を記述できます。

良い例: <img src=”puppy.jpg” alt=”子犬”/>

最も良い例: <img src=”puppy.jpg” alt=”持ってこいをするダルメシアンの子犬”>

引用元:Google画像検索に関するおすすめの方法

表現しようが無いalt属性はどうする?

ページ全体を見やすくする為に挿入した画像などは、alt属性の記述に困りますよね。
そんな時は、そのセンテンスをまとめた内容を記述しても良いです。
(Googleは画像を識別できませんので、今の所は問題はありません。)

もちろん長文はNGですが、簡潔に記載されていればh2、h3、h4に記述している内容の転記であっても問題はないです。

空欄でも良いalt属性は装飾目的の画像

空欄でも良いalt属性もあります。
背景画像やラインで用いる画像については、画像そのものが意味を持たないので空欄でオッケーです。
(alt=“”は記述してください。)

背景画像やラインをhtmlに記述するのは一昔前の書き方なので、外部ファイルのcssに記述に書き換えた方がよいです。

やってはいけない事

「Google画像検索に関するおすすめの方法」にalt属性の禁止事項に触れています。

alt 属性にキーワードを羅列すること(キーワードの乱用)は避けてください。これによって、ユーザー エクスペリエンスが低下し、サイトがスパムとみなされる場合があります。

引用元:Google画像検索に関するおすすめの方法

alt属性に多くのキーワードを詰め込むとスパム判定される可能性がありますので、絶対に避けてください。

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