競合サイトの分析は、SEO対策において超重要です。
と同時に、やり過ぎも時間の無駄です。
ここでは、SEO初心者がやるべき競合サイト分析方法をツールを通じてギュッと絞って解説します。
競合サイトの分析が必要な理由
狙っているキーワードで上位表示するためには、そのキーワードの上位10位の競合サイトに勝つ必要があります。
競合サイトのドメインパワー(Webサイトの力を示す値)や、テキスト量等々が分かるので、
自分のサイトがどこまでの対策を行えば良いかがわかるのです。
競合サイトの分析をしない事のデメリットは「必ず無駄な時間が発生する」点です。
自分の思いだけで狙っているキーワードを決めても、ライバルのドメインパワーが超強力だったら、上位表示を頑張っても、恐らく無駄になります。
またテキスト量についても、競合サイトのテキスト量が平均1万字なのに、1,000字のコンテンツで対抗しても勝てるわけがありません。
逆もしかりで、上位10位の競合サイトのテキスト量がすべて1,000文字以下であるのに、
5万字のコンテンツを用意するのは、上位表示は実現できても、時間をかけ過ぎるデメリットが生じます。
5万字のコンテンツを作る時間があれば、その他の対策ができますしね。
冒頭でもお話ししましたが、本格的に競合分析を実施すると、とんでもなく時間がかかります。
それならば、良い記事を書く時間をかけた方が良いでしょう。
競合サイトの分析の分析方法
競合サイトの分析方法は3つステップで完結します。
1.上位表示を狙っているキーワードの競合サイトのドメインパワー調査
まずは、上位表示を狙っているキーワードで上位表示が実現できるかを調査します。
相手が強すぎて、勝てそうもない場合は、諦めて別のキーワードで再調査しましょう。
2.競合サイトの規模を知る
ドメインパワー調査で勝てそうと判断できた場合、次のステップとして相手のサイトボリュームを調査します。
これでどの程度のボリュームが必要かどうかがわかります。
3.記事のボリュームを知る
競合サイトのテキスト量を調査します。これによりどの程度のボリュームの記事を記載すれば良いかがわかります。
様々なツールを使って、もっと細かく分析する事はできますが、最初はこれで十分です。
1.競合サイトのドメインパワー調査には、chromeのMozBar
MozBarを使うことで、競合サイトのドメインパワーがわかります。
さくっと導入しちゃいましょう。
MozBarの使用例:「seo 初心者」で競合サイトチェック
上図が、検索結果です。
「緑色のPAバー」「青色のDAバー」の2つがありますが、「青色のDAバー」だけ確認すればよいです。
DAはDomain Authorityでドメインの強さを表します。
DAを見る事で、まず競合サイトに勝てるか or 撤退かを判断できます。
個人的な見解になりますが、僕自身は数値の見方は以下の通りです。
- 10以下→勝てる。頑張れば、6か月~1年で勝てる。
- 10~20→勝てるけど、1年半~2年の時間は必要となる。
- 20以上→初心者の場合は、荷物をまとめて逃げる。
初心者の目安としては10以下なら勝てる競合サイトであると判断すればよいと思います。
20以下であれば、勝てるとは思います。やる気!元気!いわき!の人であればチャレンジしてください。
2.競合サイトの規模(記事数)を知るのはsiteコマンド
Googleの検索バーに
site:競合サイトのurl
を入力してエンターを全力で叩けばオッケーです。
siteコマンドの結果
検索結果を見れば上部赤枠に記事数が出ます。
実際は、カテゴリページなどindexされた数なので、純然な記事数ではありませんが、 おおよその目安がわかります。
3.記事のボリュームはezorisu-seo
記事のボリューム量を調査するには、ezorisu-seoを使います。
案内の通りに、調査したいキーワードを入力します。
キーワードは先ほど使った「seo 初心者」で実施します。
調査結果
下の方へスクロールしていただくと「文字数のヒント」項目が現れます。
そこに「上位サイト平均文字数」と「上位サイト最大文字数」が表示されますので
どの位のボリュームが必要かがわかります。
まとめ
競合調査とは
- 上位表示したいキーワードの競合サイトの強さを知って可能性をまず調査する。
- 上位表示が可能であれば、サイトの規模をしり、上位表示にひつような必要な記事数を把握する
- 記事のボリュームの平均を知り、上位表示に向けた記事の文字数を知る。
の3ステップで完了です。
そんなに負荷を掛けずとも、調査は可能であることは、分かっていただけたかと思います。
一番大切なのは、記事の内容なので調査はサクッと終わらせる事をおススメします。