ビッグキーワードの1~10位と51~60位を比較:ページ文字数に違いあり!

  • 2019.12.09
  • (更新日:2020.03.19)
  • seo
ビッグキーワードの1~10位と51~60位を比較:ページ文字数に違いあり!

ビッグキーワードで上位表示され1ページ目に表示されたら、それは天国です。

「天国に行きたいですか?だったら一度地獄を見ないと…」

そうです!上位1ページ目を天国とすれば、閲覧されることが皆無である5ページ目以下は地獄そのものです。

天国に行った上位1ページ目と、地獄に行った5ページ目以下を比較して
どのようにすれば天国に行けるかを調査します。

ビッグキーワードの天国・地獄比較

それでは早速 、 ビッグキーワードの比較をしていきます。

比較元になるキーワード

今回、比較元となるキーワードは「SEO対策」とします。
検索ボリュームは、月間22,200件あり、「ウーバーサジェスト」によるSEO難易度は「57」と高いです。

何を調査し比較するのか?

今回は、無料で使えるツールを用いて調査していきます。

1.MozBarを利用してドメインパワー調査

ドメインの力と検索順位の相関関係を調べるため、ドメインパワーを調査します。
調査には、MozBarを利用します。

MozBarの導入方法・使い方解説

調査項目は2項目です。

  • PA:ページ・オーソリティー(ページの権威)
  • DA:ドメイン・オーソリティー(ドメインパワー)

特に意識するのが、DAで弱小サイトが勝負を挑む時の基準は以下です。

  • 10以下→勝てる。頑張れば、6か月~1年で勝てる。
  • 10~20→勝てるけど、1年半~2年の時間は必要となる。
  • 20以上→弱小サイトの場合は、荷物をまとめて逃げる。

2.文字数調査

文字数と検索順位の相関関係を調べるため、文字数をカウントします。
文字数のカウントには、「SEO文字数(テキスト量)評価チェックツール」を使います。

3.キーワード含有率調査

キーワード含有率と検索順位の相関関係を調べるため、対象キーワードの本文中含有率を調べます。
キーワード含有率の調査には「ファンキーレイティング」を使います。

昨今、「キーワード含有率と検索順位は関係ない!」と言われています。
僕もそう思いますが、本当に関係かないかどうかを調べます。

4.被リンクと更なるドメインスコア調査

被リンクと検索順位の相関関係を調べるため、被リンクを調査します。
ツールは「ウーバーサジェスト」を使います。

ウーバーサジェストでもMozBarと同様にドメインの強さを示す「ドメインスコア」がありますのでそちらも活用します。

調査結果

調査結果

まずは、PDFに調査データをまとめましたので、ご覧ください。

次に、各項目の平均値をご覧ください。

■各項目の平均値比較

各項目の平均値比較

特に、テキスト量については、4倍近く差があります。
ドメインの強さについては、開設間もないサイトや弱小サイトはすぐに対策できませんが、
テキスト量については、改善できる分野です。
もちろん意味の無い内容を羅列してもダメですが、しっかりとした情報であれば、やればやっただけの効果が期待できますので、皆さんもレッツトライです!

ちなみに被リンク数について、上位サイトの平均値が負けていますが、理由は2つあります。

  1. 被リンクの評価は「量」でなく「質」な為
  2. 「SEO対策」のキーワードで特に対策していない強力なサイトが51~60位にたまたま存在した。

被リンクは「質」なので定量的な比較は困難ですが、個人的には自然リンクであればあればあっただけ良いと思っています。

まとめ

1キーワードだけの調査なので、今後、もっと調査キーワードを増やし、より正確な調査結果を提供できるよう頑張ります!

今回の調査で見えてきた事は、弱者の戦略が必要であるという事です。
やはり開設間もないブログやドメインスコアが低いサイトの場合は、ロングテールキーワード戦略で勝つのが初めの一歩じゃないかな?と感じる調査結果でした。

seoカテゴリの最新記事