検索エンジンの仕組みを徹底解説

  • 2019.12.25
  • (更新日:2020.03.24)
  • seo
検索エンジンの仕組みを徹底解説

これからSEOや検索エンジンについて勉強する方にとって検索エンジンの仕組みを知る事は最初の一歩です。
この記事では、検索エンジンの仕組みと必ず行うべき対策についてまとめています。

検索エンジンの仕組み

3つのステップであなたのページをランキングしています。

1.ロボット巡回 (クローリングしてサイト発見)

Web上には、「クローラー・スパイダー」と呼ばれる検索エンジンのロボット(googlebot等)が巡回して、あなたのサイト(記事)を見つけます。
基本的には勝手に見つけてくますが、googleサーチコンソールへの登録やBingへの登録とsitemapの送信は行いましょう。

2.インデックス追加 (データベースへの登録)

検索エンジンのロボットが巡回し、あなたのページに問題がなければインデックス追加します。
インデックス追加とは検索エンジンが保有するデータベースに登録される事と理解してください。
インデックスに追加される事によって、はじめてページへの評価が行われます。
当然インデックス追加されていない場合は、存在しないページとして検索結果にも表示される事も無いです。

サイトがインデックスされているかの確かめる方法

サイトの記事がインデックスされているかどうかは、googleの検索窓に「site:XX.com」と打ち込むと分かります。
このブログの場合だとの場合だと、「site:sigotonosozai.com」と入力します。

記事が表示されれば、OKです。

もしもインデックスされていない、あるいはインデックスされているページ数が極端に少ない場合は以下の原因が考えられます。

インデックスされていない原因

・重複コンテンツの発生

ulrが統一されておらず重複コンテンツが発生している可能性があります。
対応については、「重複コンテンツを防げ!URLの正規化」に詳しく記載していますので、そちらをご覧ください。

・コンテンツのボリューム不足

コンテンツのボリュームが明らかに少ないとインデックスに追加されにくいです。
具体的なコンテンツボリューム量は、少なくとも500文字以上は必要です。そのページを強化したいのであれば3,000文字を超えることが必要かと思います。

3.ランキング(検索結果の順位決定)

インデックスされた全てのWeb情報をGoogleの検索アルゴリズムをもとに、ランキング付けします。
アルゴリズムとは「問題解決のための方法や手順」の事です。

では、Googleのアルゴリズムが解決したい問題はGoogle自身が以下のようにアナウンスしています。

Google はいつでも、有益で関連性の高い情報をユーザーに提供することを目指しています。

https://www.google.com/intl/ja/search/howsearchworks/mission/users/

200個以上の基準があるといわれていますが、その基準のすべてが「有益で関連性の高い情報をユーザーに提供」ために設けられた基準なのです。
結局は「コンテンツ命!」です。

検索エンジンのシェア

日本における検索エンジンのシェアでGoogleのシェアは74.92%です。
またGoogleの検索エンジンを採用しているYahooとのシェア(21.92%)となので合わせると95%超えになります。
詳しくは、「SEO対策はGoogle対策である!」をご覧ください。

95%のシェアを持つGoogleだけに焦点を当てて検索エンジンの対策すれば問題なしです。

検索エンジンとSEOの関係性

検索エンジンは「①クローリング→②インデックス→③ランキング」の順でサイトの評価を行います。
これら3つのステップに応じてSEO対策を実施する事が重要となります。

1.クロール最適化:自然な外部リンク・twitterの運用・内部リンクの最適化

最適化前に行うこととして必ずGoogleサーチコンソールへの登録やBingへの登録とsitemapの送信は行いましょう。

クロール最適化の対策で最重要なのがクロールの頻度を挙げる事です。
そのために行うこととして、外部サイトから自然にリンクが貼られるような良質なコンテンツを作成し続けましょう。
別のリンク獲得方法としては、ライバルサイトの外部サイトからのリンク状況を調べて、有効なサイトがある場合はメールにて自分の記事を紹介するのも一つの手法です。
有益性が高い記事であれば、リンクをしてくれる可能性はあります。

twitterの運用も外部リンク獲得に有効です。
twitter上でサイト記事を紹介し、拡散してもらうことによって、外部サイトからリンク獲得につながります。

内部的な対策としては、上位表示させたいページに優先的にクローラーが巡回するような内部SEOが挙げられます。
具体的な手法の例として「内部リンクの最適化で検索順位向上します。(初心者向けSEO)」と
特定のページで検索順位を上げたい時:支えるページを作えば解決!」をご覧ください。

2.インデックス最適化:htmlの改善

Googleの検索アルゴリズムがページの内容を正確に伝えることも重要です。
そのために必要な対策としては、ページのHTML構造を最適化するが挙げられます。
ページのHTML構造については、理想的な文章構造を解説した「初心者必見:hタグと記事の文章構造を完全解説」をご覧ください。

また、タイトルタグへのキーワード配置はSEOの基本の「キ」です。必ず上位表示させたいキーワードを配置しましょう。

参考「キーワードをタイトルの先頭にするのは超重要:トラック王国の分析

ブログを長く運営すると、上位表示とは関係ない雑感的な記事も書くことがあるかと思います。
検索結果にのる必要のないページは、SEO効果もないのでnoindexを活用してインデックスされないようにすることもインデックスの最適化です。

3.コンテンツ最適化:コンテンツマーケティング

Googleは良質なサイトやサイト(記事)ををより高く評価します。
ここで言う良質なサイト(記事)とは、ずばり「検索ユーザーにとって価値ある情報」を提供する事を指します。
参考: Googleウェブマスター向け公式ブログ

コンテンツの最適化とは、良質な記事を作ることです。
いわゆる「コンテンツマーケティング」の実践です。

良質な記事をどのような視点で考えればよいかについては「コンテンツSEOって何なの?」をご覧ください。

まとめ

SEO対策って作業量が多くて大変ですよね。
しかし、正しく行ってまじめにやると誰でも一定の成果が出るのも確かですので地味ですが頑張りましょう。

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